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2025.4.18 カナダ University Vice Presidents Network が視察に来られました
2025年3月27日(木) カナダ University Vice Presidents Network が本センターを視察されました。
成島センター長をはじめ、先生方から研究の概要などの説明がなされ、共同試作・実証フロアの視察をし、活発な意見交換が行われました。
2024.12.10 2024年12月5日(木)『東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター第10回フォーラム・東北大学材料科学コアリサーチクラスター第2回産学連携フォーラム』を開催しました。
2024年12月5日(木)『東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター第10回フォーラム・東北大学材料科学コアリサーチクラスター第2回産学連携フォーラム』を開催しました。
当日は約148名の方々にご参加いただきました。 各ご講演者様の講演内容に対し活発な意見交換も行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
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基調講演 「成長志向型の資源自律経済確立に向けた取組」
経済産業省 GXグループ 資源循環経済課 企画調整係長 水上 智弘
基調講演 「アルミから始まる資源循環社会の構築 ー 富山の挑戦 ー」
富山大学 学長補佐 学術研究部・都市デザイン学系
先進アルミニウム国際研究センター
教授・センター長 柴柳 敏哉
講 演1 「省エネ動作を可能にする相変化メモリ材料」
東北大学材料科学コアリサーチクラスター 東北大学工学研究科
知能デバイス材料学専攻副クラスター長・教授 須藤 祐司
講 演2 「レアアース磁石の研究を通じて考える/~レアメタルからグリーン
イノベーション、そしてサーキュラーエコノミーへと~」
東北大学副理事(産学連携担当) 東北大学工学研究科
技術社会システム専攻 特任教授・名誉教授 杉本 諭
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2024.11.27 ひたちなか・東海行政連絡協議会が視察に来られました。
令和6年11月19日(火) 本センターをひたちなか・東海行政連絡協議会が視察いたしました。
成島センター長をはじめ、先生方から研究の概要などの説明がなされ、共同試作・実証フロアの視察をし、活発な意見交換が行われました。
2024.10.24 【開催案内】2024年12月5日(木)東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター第10回フォーラム・東北大学材料科学コアリサーチクラスター第2回産学連携フォーラムの共同開催についてのご案内
【開催案内】2024年12月5日(木)東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター
第10回フォーラム・東北大学材料科学コアリサーチクラスター第2回産学連携フォーラムの共同開催についてのご案内
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの活動にご理解を賜り、誠にありがとうございます。
さて、来たる12月5日(木)に東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの第10回フォーラム・東北大学材料科学コアリサーチクラスター第2回産学連携フォーラムを共同開催する運びとなりました。
今年度は、経済産業省 イノベーション・環境局CXグループ資源環境経済課から講師をお招きすると共に、富山大学先進アルミニウム国際研究センターから講師をお招きし、講演会場を東北大学工学研究科中央棟2階大会議室に移しての開催となります。
また、フォーラム終了後にはささやかではございますが情報交換会を開催いたします。
ご多用中とは思いますが、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
敬具
記
1.日時: 2024年12月5日(木曜日)13時30分から
2.場所: 東北大学工学研究科中央棟2階大会議室・ハイブリット開催
3.参加費: 無料
4.申込方法:
・事前に以下によりご登録の上、ご参加ください。(11月28日(木)まで)
フォーラム参加お申込みはこちらからお願い致します。
・オンライン参加登録された方には後日、URLをメールでお知らせ致します。
・ご不明な点がございましたら、下記事務局までご連絡ください。
5.プログラム:
第10回フォーラムプログラム
フォーラムプログラム
開会挨拶 RaMGIセンター長 成島 尚之
挨 拶 東北大学 理事(産学連携担当) 遠山 毅
東北大学大学院 工学研究科長 伊藤 彰則
基調講演 「成長志向型の資源自律経済確立に向けた取組」
経済産業省 GXグループ 資源循環経済課長 田中 将吾
基調講演 「アルミから始まる資源循環社会の構築 ー 富山の挑戦 ー」
富山大学 学長補佐 学術研究部・都市デザイン学系
先進アルミニウム国際研究センター
教授・センター長 柴柳 敏哉
講 演1 「省エネ動作を可能にする相変化メモリ材料」
東北大学材料科学コアリサーチクラスター 東北大学工学研究科
知能デバイス材料学専攻副クラスター長・教授 須藤 祐司
講 演2 「レアアース磁石の研究を通じて考える/~レアメタルからグリーン
イノベーション、そしてサーキュラーエコノミーへと~」
東北大学副理事(産学連携担当) 東北大学工学研究科
技術社会システム専攻 特任教授・名誉教授 杉本 諭
閉会挨拶 東北大学材料科学コアリサーチクラスター
クラスター長 折茂 慎一
情報交換会 東北大学工学研究科青葉記念会館3F(会費制)
以上
【お問合せ先】
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター支援室
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
TEL:022-752-2000
E-mail:raremetal@grp.tohoku.ac.jp
2024.7.25 群馬県議会総務企画常任委員会が視察に来られました。
令和6年7月18日(木) 本センターを群馬県議会総務基幹常任委員会が視察いたしました。
成島センター長をはじめ、先生方から研究の概要などの説明がなされ、共同試作・実証フロアの視察をし、活発な意見交換が行われました。
2024.6.4 【テレビ出演のお知らせ】NHK「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(田所研)
6月8日、田所研の災害救助ロボットが下記の番組にて紹介されます
日時:6月8日(土) 午後8:15~午後8:55
番組名:NHK「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」
エピソードテーマ:~世界も注目!災害時に活躍する日本の技術~
NHK カネオくん番組WEBサイトリンクはこちら
https://www.nhk.jp/p/ts/ZV9LQ9
東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センター:Xの投稿リ
https://x.com/TCPAI_Tohoku_U/s
2023.12.25 令和5年12月18日(月)『レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第9回フォーラム』を開催しました。
令和5年12月18日(月)『レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第9回フォーラム』を開催しました。
当日は約110名の方々にご参加いただきました。 各ご講演者様の講演内容に対し活発な意見交換も行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
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基調講演 「レアメタルに関するNEDOの取り組みと最近の動向」
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
材料・ナノテクノロジー部 統括研究員 依田 智
講 演1 「住友金属鉱山株式会社のカーボンニュートラルに向けた取り組み」
住友金属鉱山株式会社(GX材料科学共創研究所)
技術本部 技術企画部 担当部長 飯田 潤二
講 演2 「次世代放射光でレアメタル・イノベーションに挑む」
国際放射光イノベーション・スマート研究センター
階層的計測スマートラボ 西堀 麻衣子教授
講 演3 「セメントコンクリート分野におけるカーボンニュートラルに向けた動向と研究開発」
工学研究科土木工学専攻 皆川 浩准教授
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2023.12.22 田所諭教授がNHK 「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」に出演しました。
2023年12月9日(土)、NHK 「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」に、田所諭教授が出演しました。
「建築!医療!食品!ロボットのお金の秘密」というタイトルで、最先端の災害救助ロボットが紹介されました。
・番組情報
番組名 : NHK 「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」
内容 : 「建築!医療!食品!ロボットのお金の秘密」
放送: 2023年12月9日(土)20:15 – 20:50
・関連URL
有吉のお金発見 突撃!カネオくん
2023.10.30 【開催案内】令和5年12月18日(月)レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター 第9回フォーラムの開催についてのご案内
【開催案内】12月18日(月)レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター
第9回フォーラムの開催についてのご案内
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの活動にご理解を賜り、誠にありがとうございます。
さて、来たる12月18日に東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの第9回フォーラムを開催する運びとなりました。
今年度は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から講師をお招きし、講演会場を東北大学工学研究科中央棟2階大会議室に移しての開催となります。
また、フォーラム終了後にはささやかではございますが情報交換会を開催いたします。
ご多用中とは思いますが、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
敬具
記
1.日時: 令和5年12月18日(月曜日)13時30分から
2.場所: 東北大学工学研究科中央棟2階大会議室・Web開催(ハイブリット形式)
3.参加費: 無料
4.申込方法:
・事前に以下によりご登録の上、ご参加ください。(12月12日(火)まで)
RaMGI第9回フォーラム参加お申込みはこちらからお願い致します。
・Web参加される方には後日、URLをメールでお知らせ致します。
・ご不明な点がございましたら、下記事務局までご連絡ください。
5.プログラム:
RaMGI第9回フォーラムプログラム
RaMGI第9回フォーラムプログラム
開会挨拶 センター長 成島 尚之
挨 拶 東北大学 理事(産学連携担当) 植田 拓郎
東北大学大学院 工学研究科長 伊藤 彰則
基調講演 「レアメタルに関するNEDOの取り組みと最近の動向」
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
材料・ナノテクノロジー部 統括研究員 依田 智
講 演1 「住友金属鉱山株式会社のカーボンニュートラルに向けた取り組み」
住友金属鉱山株式会社(GX材料科学共創研究所)
技術本部 技術企画部 担当部長 飯田 潤二
講 演2 「次世代放射光でレアメタル・イノベーションに挑む」
国際放射光イノベーション・スマート研究センター
階層的計測スマートラボ 教授 西堀 麻衣子
講 演3 「セメントコンクリート分野におけるカーボンニュートラル
に向けた動向と研究開発」
工学研究科土木工学専攻 准教授 皆川 浩
閉会挨拶 東北大学レアメタル・グリーンイノベーション
研究開発センター 副センター長 桐島 陽
情報交換会 東北大学工学研究科中央棟1階DOCK(会費制)
以上
【お問合せ先】
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター支援室
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
TEL:022-752-2000
E-mail:raremetal@grp.tohoku.ac.jp
2023.5.30 レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター長に 成島 尚之(大学院工学研究科 教授)が就任致しました。
令和5年4月1日より成島 尚之(大学院工学研究科 教授)がセンター長に就任致しました。
成島 尚之教授のプロフィール(東北大学のサイトが開きます)
新しい当センターの体制は以下となります。
・副センター長 小川 和洋 教授(大学院工学研究科)
・副センター長 桐島 陽 教授(多元物質化学研究所)
・部門長
レアメタル一次資源部門 朱 鴻民 教授(大学院工学研究科):新任
レアメタル低減・代替材料部門 冨重 圭一 教授(大学院工学研究科)
クリーンエネルギー関連デバイス部門 安藤 康夫 教授(大学院工学研究科)
レアメタル再生部門 李 玉友 教授(大学院工学研究科)
附属レアメタル含有放射性物質取扱い研究施設 桐島 陽 教授(多元物質化学研究所)
成島 尚之 新センター長あいさつ・組織図は以下のURLからご覧ください。
https://www.ramgi.tohoku.ac.jp/aboutus/
2022.12.22 令和4年12月12日(月)『レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第8回フォーラム』をWeb開催しました。
令和4年12月12日(月)『レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第8回フォーラム』をWeb開催しました。
当日は約90名の方々にご参加いただきました。
各ご講演者様の講演内容に対しカーボンニュートラルに向けての活発な意見交換も行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
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基調講演 「自動車三元触媒の貴金属使用節減と貴金属フリー化」
京都大学大学院工学研究科分子工学専攻 田中庸裕教授
講 演1 「DOWAグループのグリーンイノベーション・ビジネスについて」
DOWA共創研究所・運営総括責任者 佐藤王高特任教授
講 演2 「スマートインフラマネジメントの実現に向けた
量子スピントロニクスセンサの開発」
RaMGIクリーンエネルギー関連デバイス部門
工学研究科応用物理学専攻 大兼幹彦教授
講 演3 「グリーンイノベーションに資する省エネ半導体と
そのシステム応用」
RaMGIレアメタル低減・代替材料開発部門
国際集積エレクトロニクス研究開発センター 遠藤哲郎教授
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2022.11.8 【開催案内Web】12月12日(月)レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター 第8回フォーラム開催についてのご案内
各部門の産官学共同研究をさらに継続かつ推進していくために多くの異分野研究者による連携を促進し、また将来の事業や研究の担い手である若手研究者の育成のために、レアメタル・グリーンイノベーション研究センターでは産学官の異分野研究者が集う場として第8回フォーラムを開催致します。
今年度は、基調講演として京都大学大学院工学研究分野分子工学専攻 田中庸裕教授、講演としてDOWA共創研究所・総括責任者 佐藤王高特任教授、RaMGI部門より工学研究科 大兼幹彦教授・国際集積センター 遠藤哲郎教授よりご講演いただきます。
どなたでも無料でご参加いただけますので、お申込みご参加よろしくお願い致します。
【開催概要】
日時:2022年12月12日(月)13:00~16:35
会場:オンライン(Cisco Webex Meetings:要事前申し込み)
参加費 無料
申込方法
事前に以下よりご登録の上、ご参加ください。(12月7日(木)まで)
お申込みいただいたメールアドレス宛に、開催までに参加用URLをお送り致します。
RaMGI第8回フォーラム参加お申込みはこちらからお願い致します。
【プログラム】 RaMGI第8回フォーラムプログラム
基調講演 「自動車三元触媒の貴金属使用節減と貴金属フリー化」
京都大学大学院工学研究科分子工学専攻 田中庸裕教授
講 演1 「DOWAグループのグリーンイノベーション・ビジネスについて」
DOWA共創研究所・総括責任者 佐藤王高特任教授
講 演2 「スマートインフラマネジメントの実現に向けた
量子スピントロニクスセンサの開発」
RaMGIクリーンエネルギー関連デバイス部門
工学研究科応用物理学専攻 大兼幹彦教授
講 演3 「グリーンイノベーションに資する省エネ半導体と
そのシステム応用」
RaMGIレアメタル低減・代替材料開発部門
国際集積センター 遠藤哲郎教授
以上
【お問い合わせ先】
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション
研究開発センター支援室
メール:raremetal@grp.tohoku.ac.jp
TEL:022-752-2000 FAX:022-752-2001
URL: https://www.ramgi.tohoku.ac.jp/
2022.10.4 東北大学とTDKとの連携強化に向けた『TDK×東北大学 再生可能エネルギー変換デバイス・材料開発共創研究所』の設置について ‐2050年カーボンニュートラル社会実現への貢献を目指して –
【概要】
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下、「東北大学」)は、2050年カーボンニュートラル社会実現への貢献を目的として、TDK株式会社(所在地:東京都中央区、社長:齋藤 昇、以下、「TDK」)と『TDK×東北大学 再生可能エネルギー変換デバイス・材料開発共創研究所 (以下「共創研究所」※1) 』を2022年10月1日に設置しました。両者は今後、再生エネルギー変換デバイス・材料に関する共同研究を加速するとともに、人材の育成、新規研究開発テーマの企画共創を行ってまいります。
2022.7.1 東北大学と大同特殊鋼の連携強化に向けた 『大同特殊鋼×東北大学 共創研究所』の設置について ーグリーン社会の実現に向けた高機能軟磁性材料の研究推進 ー
【概要】
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下、「東北大学」)と 大同特殊鋼株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長執行役員:石黒 武、以下、「大同特殊鋼」)は、グリーン社会の実現に向けたCASE(※1)関連の技術革新に貢献する高機能軟磁性材料の研究推進を目的として、2022 年 7 月 1 日に『大同特殊鋼×東北大学 共創研究所』(以下「共創研究所」)(※2)を設置しました。今後両者は、強固な産学連携体制のもと、企業技術者と大学研究者の部門横断的な連携を通じて、CASE関連製品の基幹部品に多様な形で関わる軟磁性材料に関して、特有の技術課題の基礎研究から新材料開発までの共同研究を加速推進します。
東北大学と大同特殊鋼は、これまでも鉄鋼材料のみならず高機能材料各種の基礎研究を行ってきました。両者は、共創研究所での部門横断的な産学連携活動を通じて、今後のCASE関連製品の技術革新に貢献する高機能軟磁性材料の研究や人材育成をさらに加速させることで、グリーン社会の実現に貢献してまいります。
2022.4.27 レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター長に 久田 真(大学院工学研究科 教授)が就任致しました。
令和4年4月1日より久田 真(大学院工学研究科 教授)がセンター長に就任致しました。
久田 真教授のプロフィール(東北大学のサイトが開きます)
新しい当センターの体制は以下となります。
・副センター長 小川 和洋 教授(大学院工学研究科):新任
・副センター長 桐島 陽 教授(多元物質化学研究所)
・部門長
レアメタル一次資源部門 成島 尚之 教授(大学院工学研究科)
レアメタル低減・代替材料部門 冨重 圭一 教授(大学院工学研究科)
クリーンエネルギー関連デバイス部門 安藤 康夫 教授(大学院工学研究科)
レアメタル再生部門 李 玉友 教授(大学院工学研究科)
附属レアメタル含有放射性物質取扱い研究施設 桐島 陽 教授(多元物質化学研究所)
久田 真新センター長あいさつ・組織図は以下のURLからご覧ください。
https://www.ramgi.tohoku.ac.jp/aboutus/
2022.3.8 少ないレアアース量でネオジムボンド磁石と同等磁力を持つサマリウム鉄系等方性ボンド磁石を開発
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下「東北大学」)大学院工学研究科、株式会社東芝(本社:東京都港区、代表執行役社長 CEO:綱川 智、以下「東芝」)は、車載用等の小型モーター向けに、性能は現在と同等で、より継続的に生産を続けられ、さらに安価に生産できる可能性のある新しい等方性ボンド磁石を開発しました。磁石素材の主成分であるレアアースを、今後の需要の急騰によって長期間の調達が懸念されるネオジムから、余剰が見込まれるサマリウムに変えました。さらに素材に含まれるレアアースの含有量を約半分に減らしても同等の磁力を出せることを確認しました。本磁石を用いることで、現在の主流となっているネオジム磁石を使用した場合と同等のエネルギーロスの少ない高効率モーターの実現が見込め、カーボンニュートラル社会への貢献が期待できます。
工学研究科リンクページ
大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻 教授 杉本 諭 研究室ウェブサイト
2021.11.30 レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第7回フォーラムを開催しました。(令和3年11月22日(月))
令和3年11月22日(月)『レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第7回フォーラム』をWeb開催しました。
当日は約180名の方々にご参加いただきました。
各ご講演者様の講演内容に対し活発な意見交換も行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
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招待講演
「グリーンイノベーション基金事業の概要とねらいについて」
経済産業省産業技術環境局
カーボンニュートラルプロジェクト推進室長
笠井 康広 氏
講演
1.「グリーン製鉄プロセスを目指した最近の研究」
RaMGIレアメタル一次資源部門
環境科学研究科 村上 太一 準教授
2.「都市下水中新型コロナウイルスモニタリング
に基づく新規陽性者数予測」
RaMGIレアメタル再生部門
工学研究科 佐野 大輔 教授
3.「サーキュラーエコノミーから見たクリティカルメタルの循環」
多元物質科学研究所((一社)循環経済協会代表理事)
中村 崇 名誉教授
4.「次世代放射光でレアメタル・イノベーションを起こせるか?」
国際放射光イノベーション・スマート研究センター
高田 昌樹 教授
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2021.10.14 東北大学と愛知製鋼による「組織的連携協定」の締結及び「共創研究所」の設置について ‐カーボンニュートラル実現に向けて「素材・プロセス共創研究所」を起点に次世代電動アクスル時代を見据えた研究開発を始動
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下「東北大学」)と愛知製鋼株式会社(本社:愛知県東海市、代表取締役社長:藤岡 高広、以下「愛知製鋼」)は、両組織による共同研究や新たな企画立案などの産学連携活動の質を高め、「組織」対「組織」の強固で幅広な連携へと展開することを目的とした「組織的連携協定」(以下 本協定)を締結しました。
また、本協定の枠組みの一環として、カーボンニュートラルの実現に向けた研究開発を加速するため、次世代モビリティ時代を見据えた「愛知製鋼×東北大学 次世代電動アクスル用素材・プロセス共創研究所」を併せて設置し、2021年10月1日から2024年9月30日までの3年間の計画で活動を開始しました。この共創研究所は、東北大学で2021年4月に創設された「共創研究所」制度の第一号となります。
2021.10.14 【開催案内Web】11月22日(月)第7回レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターフォーラム
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの活動にご理解を賜り、誠にありがとうございます。
さて、来たる11月日22(月)東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの第7回フォーラムを開催する運びと
なりました。
今年度はグリーンイノベーション基金関係で経済産業省の笠井康広様、サーキュラーエコノミー関係で中村崇先生、次世代放射光関係で
高田昌樹先生にご講演をお願いしている他、水素製鉄、新型コロナ感染モニタリングなど興味深いご講演をいただきます。
どなたでも無料でご参加いただけますので、お申込みご参加いただけましたら幸いです。
敬具
記
1.日時 令和3年11月22日(月曜日)13:00~16:50
2.会場 Web開催(Cisco Webex Meetings)
3.プログラム 別紙のとおり
第7回レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターフォーラムプログラム
4.申込方法
- 事前登録制になります。
- 参加を希望される方は、下記登録フォームからお申込みください。
参加登録フォームURL https://forms.gle/jLhSF3ctsHPB1Jsu8 - 申し込み締め切りは、令和3年11月15(月)です。(参加用Webex MeetingsURLは開催前にお送りいたします。)
- ご不明な点がございましたら、下記事務局までご連絡ください。
事務局
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター支援室
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
TEL:022-752-2000 E-mail:raremetal@grp.tohoku.ac.jp
2021.6.25 知能デバイス材料学専攻 杉本諭教授と松浦昌志講師が、一般社団法人粉体粉末冶金協会研究進歩賞を受賞
知能デバイス材料学専攻 杉本諭教授と松浦昌志講師が、一般社団法人粉体粉末冶金協会 第45回 研究進歩賞 を受賞しました。
本賞は、粉体および粉末冶金に関する優秀な技術開発で、(1)独創的アイデアによるもの、(2)技術開発として先駆的で評価の高いもの、に授与されるものです。
賞名
一般社団法人粉体粉末冶金協会 第45回研究進歩賞
受賞対象
・題目:「新規粉末作製プロセスによる⾼特性Sm‐Fe‐N系磁⽯の開発」
・受賞者:松浦昌志講師、杉本諭教授
・授与機関: 一般社団法人粉体粉末冶金協会
・選考:令和2(2020)年度
・受賞日:令和3(2021)年6月3日
協会URL
https://www.jspm.or.jp/application/files/8216/1957/6102/2020award.pdf
2021.4.19 竹田修准教授(金属フロンティア工学専攻)、安藤大輔准教授(知能デバイス材料学専攻)が令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞(成島プロジェクト、杉本プロジェクト)
令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の受賞者が決定しました。
この表彰は科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者に顕彰されるものです。
■科学技術賞(研究部門)
竹田 修 准教授(金属フロンティア工学専攻)
「レアメタルの環境調和型リサイクル技術の開発に関する研究」
■若手科学者賞
安藤 大輔 准教授(知能デバイス材料学専攻)
「Mg合金の変形破壊メカニズムとその高機能化に関する研究」
詳細(文部科学省HP)
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
竹田修准教授(マテリアル・開発系HP研究者プロファイル)
安藤大輔准教授(研究室HP)
2021.4.16 インフラ設備点検に適したドローン離着陸システムに関する共同研究を開始(田所研究室)
国立大学法人東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センター(所在地:宮城県仙台市、センター長:田所 諭、以下:東北大学)と株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間 洋、以下:NTTデータ)は、インフラ設備点検に適したドローン離着陸システムに関する共同研究を2021年4月16日より開始します。
東北大学が有するドローン離着陸システムの基本技術と、NTTデータがこれまで航空分野で培ったドローンの複数集中管理および空域管理のノウハウを基に、電力・ガス・水道・通信等の各種設備や橋梁等のインフラ点検業務に適した離着陸システムの研究に取り組み、インフラ設備点検業務の効率化や高度化、ドローン市場の発展をめざします。
詳細(プレスリリース本文)
研究室㏋
関連記事(東北大学HP)
2021.4.2 「インフラ情報マネジメントプログラム共同研究部門」開設 ~先端技術を導入した新しいインフラメンテナンスサイクルシステムの構築~(久田プロジェクト)
東北大学大学院工学研究科インフラ・マネジメント研究センター(以下、「インフラ・マネジメント研究センター」)と福井コンピュータ株式会社(以下、「福井コンピュータ」)、株式会社インフラ・ストラクチャーズ(以下、「インフラ・ストラクチャーズ」)は、地方自治体向けの新しいインフラメンテナンスサイクルシステム(インフラの維持管理業務の点検・診断・設計・施工・記録等のサイクルを一元化したシステム)の構築を目的として、令和3年4月に「インフラ情報マネジメントプログラム共同研究部門」(以下、「本共同研究部門」)を東北大学大学院工学研究科に開設致します。
本共同研究部門では、インフラ・マネジメント研究センターが構築した「東北インフラ・マネジメント・プラットフォーム*」を活用して、福井コンピュータの3次元化技術とインフラ・ストラクチャーズのドローン点検技術やAI診断技術等を地方自治体のインフラ維持管理業務へ導入します。従来の建設・土木関係者だけではなく、IT技術者を参画させることで、新しいインフラメンテナンスサイクルシステムを構築し、地方自治体が抱える課題の技術者不足を先端技術でカバーし、業務の効率化・高度化によりコスト削減を図ります。地方自治体のインフラメンテナンスサイクルが効率よく確実に回ることで、将来的には国土強靭化へつながることが期待されます。
* 東北インフラ・マネジメント・プラットフォーム:
東北地方における産学官をネットワーク化し、研究開発された知識や技術を合わせて改良することで、社会実装につなげることを目的としたプラットフォーム。産学官それぞれのリソースを循環させ、地域活性化につなげる。各組織が持つ知識・ニーズ・場・人材が集結したワンストップでの活動が可能なゲートウェイ。
詳細(インフラ・マネジメント研究センターHP)
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
2021.3.9 須藤祐司教授(知能デバイス材料学選考)等2次元層状物質に新たな結晶状態を発見 – 原子配置の長距離秩序とランダム性の同時発現 -(杉本プロジェクト)
2次元層状物質は、次世代の電子デバイス材料として多くの注目を集めています。東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻の畑山祥吾学術研究員、須藤祐司教授らは、国立研究開発法人産業技術総合研究所デバイス技術研究部門の齊藤雄太主任研究員らのグループと共同で、2次元層状物質の一つとして知られるCr2Ge2Te6薄膜が、原子配列の長距離秩序とランダム性を同時に発現する特殊な結晶状態を示すことを突き止めました。この新しい結晶状態は、原子配列がランダムなアモルファス状態から規則正しい原子配列を持つ結晶状態へと変化する過程で出現しますが、ファンデルワールスギャップ注2で区切られた各層は薄膜面に平行かつ規則正しく形成される一方で、各層内ではランダムな原子配列をとることが分かりました。高品質かつ大面積な2次元層状物質の作製手段として、アモルファス状態から結晶化させる手法の開発が期待されており、本研究の成果は2次元層状物質の産業化にも重要な知見となります。
本成果は、2021年3月8日(月)に英国科学誌Scientific Reportsのオンライン版で公開されました。
2021.2.10 末光哲也教授(国際集積エレクトロニクス研究開発センター)がIEEEフェローの称号を授与されました(遠藤プロジェクト)
末光哲也教授(国際集積エレクトロニクス研究開発センター)はIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)よりフェロー(Fellow)の称号を授与されました。
受賞理由
For contribution to high-frequency high-electron-mobility transistors
「高電子移動度トランジスタに関する貢献」
受賞者
末光 哲也 教授
IEEEは1884年に米国で設立された世界最大規模の国際技術専門組織で、現在では電気電子工学や情報科学に関する世界中の論文の約30%を刊行し、また1,300件以上の標準規格の策定に関与するなど、当該分野で中核的な役割を果たしています。
IEEEフェローの称号は、毎年の被授与者数を正会員総数の0.1%以内と厳しく定めており、世界的に顕著な業績が認められた人物に与えられています。
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
関連記事(CIESウェブサイト)
2021.2.9 杉本諭センター長と愛知製鋼株式会社が電動車普及拡大に貢献するDyフリーNd系異方性磁石粉末の高性能化に成功 ~EV向け電動アクスルの更なる小型軽量化を実現~(杉本プロジェクト)
詳細(プレスリリース本文)国立大学法人東北大学(総長:大野英男)大学院工学研究科の杉本諭教授と愛知製鋼株式会社(代表取締役社長:藤岡高広)は、加速化する電動車の普及拡大と資源問題に寄与するDy(ジスプロシウム)フリーNd(ネオジム)系異方性磁石粉末の高性能化に成功しました。
これにより、従来比40%小型軽量化を実現するEV向け電動アクスルの更なる小型化(40→50%)および低コスト化が可能となり、電動化社会の早期実現に貢献します。なお本成果は、今年3月に開催の日本金属学会春期(第168回)講演大会にて発表予定です。
詳細(プレスリリース本文)
研究室ウェブサイト
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
2021.2.3 成田史生教授が(先端環境創成学専攻)一方向植物ナノファイバー強化蚕糸の創製に成功 -グリーンコンポジットの強化材として期待-(成島プロジェクト)
植物由来のセルロースナノファイバー(CNF)が新素材として注目され、強化材としての利用が検討されています。しかし、CNFを樹脂などに均一に分散させることは困難で、補強効果を得るためにCNF強化複合材料の作製方法や特性評価技術の開発が進められています。東北大学 大学院環境科学研究科(工学部材料科学総合学科)の成田史生教授と栗田大樹助教の研究グループは、特殊な装置を使用せず、植物繊維をナノレベルに解繊したCNFと蚕糸からなる複合糸の創製に成功しました。
今回創製した複合糸は、蚕を利用し、内部にCNFを一方向に配列させたものです。この複合構造によって、蚕糸単独の場合よりも2倍以上の縦弾性係数注1が得られ、引張強さや比強度注2も同様に増大しました。また、株式会社島津製作所の協力による顕微鏡観察で、強化メカニズムが明らかとなりました。
この蚕糸は、植物繊維と動物繊維を複合させた天然繊維で、環境に優しい複合材料(グリーンコンポジット)の強化材として期待されます。
本論文は、学術雑誌 Materials & Design (2021年2月1日付けオンライン掲載)に発表されました。
詳細(プレスリリース本文)
成田研究室ウェブサイト
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
2021.2.1 和田山 智正教授(先端環境創成学専攻)の研究グループが第3元素添加による燃料電池用触媒の性能向上 ―燃料電池自動車用高性能触媒のための原子レベル開発設計指針―(杉本プロジェクト)
燃料電池用触媒として、パラジウムなどのコア粒子を数原子層の白金シェルで被覆したコアシェルナノ粒子触媒が注目されています。コアシェル触媒の耐久性を改善する方法として第3元素添加の有効性が報告されていますが、ナノ粒子のどの位置に第3元素を配置するのが最も効果的かは明らかになっていませんでした。
東北大学大学院環境科学研究科環境材料表面科学分野の研究グループは、白金パラジウムコアシェル触媒に対してイリジウムを第3元素として添加した場合のナノ粒子に対する配置位置(サイト)が触媒特性に及ぼす影響を原子レベルで調査し、イリジウム原子の配置位置(コアシェル界面、シェル表面)ごとに触媒特性向上への効果を原子レベルで解明しました。この研究成果は、燃料電池自動車用高性能コアシェル触媒の新たな開発設計指針を原子レベルで提示したものであり、新規触媒開発に寄与すると期待されます。
本研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発事業/普及拡大化基盤技術開発/先進低白金化技術開発」における「相互拡散バリアとなる中間層の開発」の一環として行われ、米国化学会が発行する「ACS Catalysis」誌で米国時間1月15日に公開されました。
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
詳細(プレスリリース本文)
和田山研究室ウェブサイト
2021.1.21 成田研究室(先端環境創成学専攻)と東北特殊鋼が開発した「磁歪クラッド鋼」の農業分野への応用、報道番組で紹介されます(成島プロジェクト)
12月に新聞紙上でも注目されました、
成田研究室と東北特殊鋼株式会社との共同により開発された「磁歪クラッド鋼」の農業分野への応用が下記番組でとり上げられます。
「磁歪クラッド鋼」の特性を活用した振動による害虫防除についてお伝えします。
ぜひご視聴下さい。
番組情報 :
1月22日(金)07:45-08:00 NHK『おはよう宮城』
1月29日(金)17:40頃 KHB 東日本放送『チャージ!』
2021.1.21 高村 仁教授(知能デバイス材料学専攻)等がソフトな陰イオンをもつ逆ペロブスカイト化合物で高速イオン伝導を達成(杉本プロジェクト)
京都大学アイセムス 陰山洋 連携主任研究者(兼 工学研究科教授)、同工学研究科 Cedric Tassel 准教授、高勝寒 博士後期課程二回生、同人間環境学研究科 山本健太郎 特定助教、内本喜晴教授、ファインセラミックスセンター 藤井進 研究員、桑原彰秀 主任研究員、東北大学大学院工学研究科 及川格 助教、高村仁 教授、東京工業大学理学院 藤井孝太郎 助教、八島正知 教授らの研究グループは、
ソフトな陰イオンで構成された一連の逆ペロブスカイト化合物を初めて合成することに成功し、アルカリイオン電池の固体電解質として優れた性質を示すことを明らかにしました。低いエネルギーをもつ特異な回転モードが同物質における高速イオン伝導を助けている可能性を理論的に示しました。
安全な次世代型の全固体電池を実現するため熾烈な研究開発が世界中で進められていますが、そのためには優れたイオン伝導をもつ固体電解質が求められています。逆ペロブスカイト構造は、構成元素の6割をアルカリイオンが占めることから、次世代型蓄電池の固体電解質の候補として有望視されていますが、
アルカリ金属イオンと陰イオン間の強いクーロン相互作用が、イオン伝導を弱める点が課題でした。
本研究では、負電荷をもつ水素(ヒドリド)が高い分極率をもつことに着目し、カルコゲン(X = S、Se、Te)と組み合わせたソフトな陰イオン格子からなる新規な逆ペロブスカイト(Li3HXとNa3HX)の合成に成功し、
同物質が高いイオン伝導度を示すことを見出しました。多くのペロブスカイト化合物にみられる構造歪みが本物質では皆無であることがわかりました。この結晶の高い対称性によって、低いエネルギーをもつ局所八面体の回転モードが生じ、アルカリ金属イオン伝導を促進する可能性を理論的に提案しました。
今後、欠損制御を利用することで更なるイオン伝導度の向上が期待されます。 本研究成果は、新学術領域研究「複合アニオン化合物の創製と新機能」、戦略的創造研究推進事業CREST「アニオン超空間を活かした無機化合物の創製と機能開拓」の一環として行われ、英国のオンライン科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ(Nature Communications)」誌でロンドン時間1月8日に公開予定。
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
2021.1.21 遠藤 哲郎教授(国際集積エレクトロニクス研究開発センター長)が第12回 TIAシンポジウム パネル討論会「産学連携とイノベーション拠点としてのTIAへの期待」の動画が公開されました。(遠藤プロジェクト)
詳細(国際集積エレクトロニクス研究開発センターウェブサイト)
2021.1.21 大森俊洋 准教授(金属フロンティア工学専攻)が日本学術振興会賞を受賞(貝沼プロジェクト)
この度、大森俊洋 准教授(金属フロンティア工学専攻)が、独立行政法人日本学術振興会の「第17回(令和2(2020)年度)日本学術振興会賞」を受賞することが決まりました。
日本学術振興会賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を見出し、早い段階から顕彰することで、その研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的とするものです。
受賞の対象となった研究業績
「状態図を用いた合金設計と組織制御による新材料創製の研究」
Development of New Materials through Alloy Design and Microstructural Control Using Phase Diagram
2021.1.21 冨重 圭一教授(応用化学専攻)が低温でのポリオレフィン系プラスチックからの有用化学品合成に有効な固体触媒系の開発に成功 ~プラスチックの新たな変換法を確立!~(冨重プロジェクト)
概要
大阪市立大学 人工光合成研究センターの田村正純准教授と東北大学大学院工学研究科応用化学専攻の冨重圭一教授らは、プラスチックごみの大部分を占めるポリオレフィン系プラスチックの分解に有効な固体触媒系の開発に成功し、低温条件下で有用化学品である潤滑油や液体化学品を高収率で合成できることを明らかにしました。
ポリオレフィン系プラスチックのケミカルリサイクル技術として油化やガス化などの技術が知られていますが、様々な問題を抱えており、低温条件でプラスチックを変換する技術および有益な化学品原料への直接かつ選択的な変換を可能にする触媒技術の確立が求められていました。本研究で開発した酸化セリウム担持ルテニウム触媒(Ru/CeO2触媒)は、反応温度を従来技術から100℃以上も下げることに成功し、市販のゴミ袋や廃プラスチックにも適用可能であり、高収率で有用化学品を得ることに成功した世界初の固体触媒系です。
本研究成果は、2020年12月10日(木)に『Applied Catalysis B: Environmental (IF=16.68)』にオンライン掲載されました。
2021.1.21 安藤 康夫教授(応用物理学専攻)、及びスピンセンシングファクトリー㈱等が心臓の微弱な生体磁気情報を日常生活環境下において簡便に検出する技術を開発 ~生体磁場情報の広範な利用に道筋~(安藤プロジェクト)
心臓を非侵襲で精密に検査が可能な施設は、現状では大病院に限られており、診察料も高額です。そのため、誰もが心臓のチェックを簡便に行える、高感度な生体計測機器の実現が望まれています。
東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻の安藤康夫教授のグループは、同大学大学院医学系研究科の中里信和教授のグループ、および、スピンセンシングファクトリー(株)との共同研究により、ヒトの体内活動から発生する微弱な磁気信号を室温で測定可能な高感度な磁気センサ素子と、外部環境磁場ノイズのキャンセル技術の開発に成功しました。この画期的な技術により、日常的生活環境において、心臓などの微弱な生体磁気情報を取得可能な装置の実現に近づきました。
本研究成果は、第44回日本磁気学会学術講演会(12月14日~17日)において発表されました。
2020.11.17 レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第6回フォーラムを開催しました。(令和2年11月5日(木))
令和2年11月5日(木)「レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)第6回フォーラム」
を新型コロナウイルス感染防止のため初めてWEB上で開催いたしました。
当日は企業・官公庁等131名、学内102名、合計233名とたくさんの方々にご参加いただきました。
日頃の成果や実績などを参加された多数の皆さまへお伝えすることができました。
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1.「新規磁石応用を目指した窒化鉄系ナノ材料の現状と課題」
RaMGIレアメタル低減・代替材料開発部門 小川智之 准教授
2.「次世代移動体用インホイール磁気ギヤードモータの開発」
RaMGIクリーンエネルギー関連デバイス部門 中村健二教授
3.「多元物質科学研究所 — 住友金属鉱山共同研究部門を通じた研究・教育活動の紹介」
多元物質科学研究所非鉄金属製錬環境科学研究部門 副所長 福山博之 教授
招待講演
「金属資源に関わる世界的な情勢や課題、それらの解決に向けた関係する施策・取り組み」
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 金属資源開発本部長 理事 霜鳥 洋 氏
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2020.10.13 令和2年11月5日(木)東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター第6回レアメタルフォーラムWeb開催のご案内
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの活動にご理解を賜り、誠にありがとうございます。
さて、来たる11月5日(木)に東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの第6回フォーラムを新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点からWebで開催する運びとなりました。
今年度は、レアメタルプロジェクトから2部門、多元物質科学研究所の非鉄関係連携講座とのタイアップ、さらに独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構から講師をお招きして開催致します。
ご興味がある方はどなたでもご参加いただけますので、
ご多用中とは思いますが、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
敬具
記
1.日時 令和2年11月5日(木曜日)14時00分から
2.会場 Web開催(Cisco社Webex Meetings:事前登録制)
3.プログラム 別紙のとおり
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター第6回フォーラムプログラム
4.申込方法
- 事前登録制になります。
- 参加を希望される方は、下記登録フォームからお申込みください。
参加登録フォームURL:https://forms.gle/T3SgQ1zfewD4gHRG8 - 申し込み締め切りは、令和2年10月30(金)です。(参加用URLは令和2年11月2日(月)を目途にご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。)
- 令和2年11月4日(水)午後13:00を過ぎても参加用URLの連絡が届かない場合は、お手数ですが下記事務局までお問い合わせください。
- なお、事前に「Webex Meetings」をインストールしていただきますようお願いいたします。(質問の際に使用する「挙手機能」はブラウザから参加した場合、主催者側に反映されません)
- ご不明な点がございましたら、下記事務局までご連絡ください。
事務局
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター支援室
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
TEL:022-752-2000 E-mail:raremetal@grp.tohoku.ac.jp
2019.10.30 東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター 第5回フォーラムの開催についてのご案内
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの活動にご理解を賜り、誠にありがとうございます。
さて、来たる12月3日に東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの第5回フォーラムを開催する運びとなりました。
今年度は、東京大学から講師をお招きし、講演会場を東北大学環境科学研究科本館2階大講義室に移しての開催となります。
また、フォーラム終了後にはささやかではございますが情報交換会を開催いたします。
ご多用中とは思いますが、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
敬具
記
1.日時 令和1年12月3日(火曜日)14時00分から
2.場所 東北大学環境科学研究科本館2階大講義室
3.プログラム 別紙のとおり
4.申込方法
- 事前登録制になります。
- 参加を希望される方は、事務局まで電話またはE メールにて、氏名、所属、部署、連絡先、情報交換会参加の有無をご連絡下さい。
なお、情報交換会に参加される方からは、当日会場入口にて千円を申し受けます。 - E メールにてお申し込みの際は、件名を「レアメタルフォーラム申込」としてください。
- ご不明な点がございましたら、下記事務局までご連絡ください。
事務局
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター支援室
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
TEL:022-752-2000 E-mail:raremetal@grp.tohoku.ac.jp
2019.6.12 レアメタルグリーンイノベーション研究開発センター 杉本諭センター長が一般社団法人粉体粉末冶金協会 平成30年度研究功労賞を受賞しました。
レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター長 杉本 諭 教授が、⼀般社団法⼈粉体粉末冶金協会 平成30年度研究功績賞を受賞しました。
本賞は、粉体・粉末冶金に関する優秀な研究業績を⼀般社団法⼈粉体粉末冶金協会会誌その他に発表した者で、永年に渡って行った一連の研究論文の内容が優秀である者に与えられる賞です。
受賞題目
「永久磁石材料の微細構造制御と高性能化に関する研究」
受賞者
杉本 諭 教授 (授賞式:2019/6/4)
関連記事(工学研究科ウェブサイト)
関連記事(マテリアル・開発系ウェブサイト)
平成30年度協会賞受賞者(⼀般社団法⼈粉体粉末冶金協会HP)外部サイトへ
(左側が杉本教授)
2018.11.27 【11/30(金)記者発表のお知らせ】東北大学発ベンチャー「スピンセンシングファクトリー株式会社」設立 世界初の小型・軽量で超高感度な磁気センサを開発・提供」高度医療診断からインフラの監視まで
東北大学発ベンチャー「スピンセンシングファクトリー(株)」設立
世界初の小型・軽量で超高度な磁気センサを開発・提供
~高度医療診断からインフラの監視まで~についての記者発表があります。
日時: 11月30日(金)16時30分~(受付開始時間:16時10分)
場所: レアメタル総合棟・2F会議室
対応: スピンセンシングファクトリ―(株) 代表取締役 熊谷 静似
東北大学工学研究科 教授 安藤 康夫
東北大学医学系研究科 教授 中里 信和
事前連絡は必要ありません。
会場へ直接お越しください。
https://tubox.mail.tohoku.ac.jp/public/fjigAAlK7kuANLUBs4BntZxSDQXSje
2018.11.5 レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター第4回フォーラムの開催について
来たる11月14日にレアメタル・グリーンイノベーション研究開発センターの第4回フォーラムを開催する運びとなりました。
今年度のフォーラムは、資源エネルギー庁や国立環境研究所から講師をお招きし、講演会場を工学研究科中央棟2階大講義室に移しての
開催となります。レアメタル総合棟では、講演会に先立ち、各研究プロジェクトのポスター展示を行っておりますので、合わせてご覧ください。
また、フォーラム終了後には情報交換会を開催いたします。ご多用中とは思いますが、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
1.日時 平成30年11月14日(水曜日)13時00分から
2.場所 東北大学工学研究科中央棟2階大講義室
レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(レアメタル総合棟)
3.プログラム 別紙のとおり
4.申込方法
- 参加を希望される方は、事務局まで電話またはEメールにて、氏名、所属、部署、連絡先、情報交換会参加の有無をご連絡ください。
- なお、情報交換会に参加される方からは、当日会場入口にて千円を申し受けます。
- Eメールにてお申し込みの際は、件名を「レアメタルフォーラム申込」としてください。
- 申し込み締め切りは、平成30年11月9日(金)です。
事務局
東北大学レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター支援室
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
TEL 022-752-2000 :raremetal@grp.tohoku.ac.jp